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ジャン・プルーヴェ 2015 年 5 月 31 日 日曜日

家具デザイナーの研究 1

ジャン・プルーヴェ

これから皆さんへの紹介と自分自身の勉強も兼ねて家具デザイナーの研究シリーズを始めます。

一回目はジャン・プルーヴェです。
ル・コルビジェなどと同時代に活躍したフランス人のデザイナーです。

ここ数年、イームズやウェグナーに食傷気味だった日本のインテリア好きに再発見、再評価されているデザイナーです。
それ以前は知る人ぞ知るデザイナーで、マニアに大変人気があり、オリジナルのヴィンテージ家具はオークションで数千万円の値がつくこともざらにあったそうです。

その代表作はこのスタンダードチェアです。

一見その辺にありそうな、学校の椅子として使われていそうな椅子ですが、鉄と木の組み合わせ、座面と背中の合板の微妙な形、後ろ脚の造形など、全体のバランスが素晴らしく、大変人気のある椅子です。

今では座面、脚部の色が違うタイプがいろいろと出ています。
レプリカが出ているので比較的リーズナブルな価格で入手可能です。

彼の家具の特徴は、何と言っても鉄と木の組み合わせです。
父親が金属工芸家で、金属の加工が得意だったようです。

彼が残した代表的な家具は上記でほとんど全てなのですが、見ただけでジャン・プルーヴェの家具だとわかるオリジナリティがあり、この数点だけで世界を魅了しているということは驚嘆すべきことです。

家具デザイナーという職業は、代表作と呼べるものが数点あるだけで十分だ、ということがわかります。
ま、その代表作を生み出すことがとんでもなく難しいのですが、そこを目指していきたいと思います。

次回はシャルロットペリアンを予定しています。

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