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column:うるさいデザイン 2014 年 9 月 15 日 月曜日

こんにちは、キムラです。

うるさいデザイン、ということを考えています。

例えば、、

これはデザインの歴史の教科書には必ず載っているイタリアのデザイナー、ソットサスが中心となって作られたデザイン集団メンフィスのカールトンという棚です。
シンプルなだけのモダンデザインより過剰なくらいの装飾がある方がいいのではないか、というポストモダンの時代を象徴する作品です。

歴史を振り返ると、世の中の景気が良くなってくると装飾文化が台頭してきて、景気が悪くなるとシンプルさが尊ばれるという、これは当たり前の話かもしれませんがそうなってるようです。

そして現在、世界の景気が少しずつ上向いて来ているのと一致して、デザイン界も徐々に装飾文化が蘇ってきているように感じます。

そんな中、私の中にもただシンプルなだけではない少しうるさいくらいのデザインの家具を作ってみたいという思いが湧いてきました。うるさいといっても、滅茶苦茶なデザインではなくて、ある程度の規則を持った上でのうるさいデザインです。

それと数年前からの顕著なデザインムーブメントとして、クラフトへの回帰というものがあります。手作り感のあるものや、手仕事でしかできないもの、がフィーチャーされています。これはスマホに代表されるIT機器が身の回りに増えたことへの感覚的な防衛反応かもしれません。


こちらは今年発表されたヒノキ工芸とピーターマリーゴールドによるベンチです。日本的発想、クラフト感が満載です。

私の作る家具は嫌でもクラフト的になってしまうのですが、特に一部に彫刻的なギミックを加えるとか、そういう形で時代にあったクラフト的であり、かつ少しうるさいぐらいの家具をこれから作ってみたいと思ってます。
アイデアはいくつかあります。今年中にはいくつか作る予定ですのでご期待ください。

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