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映画「ゆきゆきて、神軍」 2011 年 7 月 18 日 月曜日

今さらながら、「ゆきゆきて、神軍」を見ました。

日本映画史上、最もカルトかつ過激と言われているドキュメンタリー映画です。
マイケルムーア監督が「生涯観た映画の中でも最高のドキュメンタリーだ」と語っている映画です。

今さらながら、というのは1987年公開の古い映画だからです。

私はその存在は知ってましたが、今まで見る機会がありませんでした。
この度ヤフオクでDVDを入手できたので、見てみました。

<ストーリー>
神戸市で妻とバッテリー商を営む奥崎謙三は、たったひとりの「神軍平等兵」として、神軍の旗たなびくトヨタ・マーク2に乗り、今日も日本列島を疾駆する。そんな中、かつての所属部隊・独立工兵隊第36連隊のうち、ウェワク残留隊で隊長による部下射殺事件があったことを知り、奥崎は遺族とともに真相究明に乗りだした。なぜ、終戦後23日もたってから、二人の兵士は処刑されねばならなかったのか。執拗ともいえる奥崎の追求のもと、生き残った元兵士達の口から戦後36年にしてはじめて、驚くべき事件の真実と戦争の実態が明かされる。

とにかく強烈な映画でした。
一つだけ言えるとすれば、戦争というものがどれだけ悲惨なものであるか、この映画を見ればその一端が垣間見れるということです。
奥崎謙三はとんでもない男ですが、彼も戦争が生み出した存在だと考えることできます。

ここで、この映画の核心を書きますが、処刑された二人の兵士は、人肉として食べられるために処刑されたらしいことが明らかになっていきます。太平洋戦争では飢餓がいたるところで発生し、食人という行為がかなり行われていたようです。しかしこれは最大のタブーでもあるため、一般に語られる事は多くありません。

奥崎謙三は最終的に、一人の上官を殺す決心をして自宅に押しかけ、たまたまいた息子を撃ってしまいます。

どんな戦争映画より、リアルな戦争映画と呼びたいです。

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