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木工機械の紹介。 2010 年 5 月 31 日 月曜日

こんばんは、木村です。

木工について書くことが少ないこのブログですが、今日は久々に工房から、家具製作に使っている機械を紹介しようと思います。

木工に使われる機械は大体決まっていて、工房(工場)の規模によりますが、大きくわけて5から10種類くらいだと思います。

bambina+の古賀の工房では、大型の機械は10台くらい使っています。

主なものを、家具を作る時に使う順番で紹介してみます。

バンドソー。

材料を縦方向に切り割く(さく)機械です。
材料の端が欠けていたり、虫食いがあったり、使えない場合にそこを落とします。
また幅が広い材料を2枚3枚に割いたりする場合にも使用します。
おおまかに縦方向に切るための機械です。

横切盤。

木材の長さを切る機械です。
まずこれで材料を大体の長さに切ります。
かなり場所をとるので狭い工房では他の機械で代用している場合もあります。
長さ方向のカットはほとんどこれで行います。
奥に見えるのは木工旋盤(ろくろ)。
丸脚や椅子の背のスピンドルなどはこれで作ります。

手押し鉋盤。

材の片面を平面にする機械です。
高速回転する鉋刃でまず一面を完全な平面にします。
またその面を基準に横に直角な平面も作れます。
つまり直角な2面の平面がこの機械で作れます。
手で材料を押して鉋をかけるのでこう呼ばれます。

自動鉋盤。

手押し鉋盤で作った平面を基準にして、その反対の面をそこに平行な平面にします。
つまり厚みが一定の材料を作れます。
刃は上側についていて、上下のローラーで自動で材料が送られるのでこう呼ばれます。

昇降盤。

縦方向に正確に切るための機械です。
手押しで作った面を基準にして、幅を決めることができます。
刃を換えることにより、溝を掘ったり、いろいろなことができます。
右側の部分はホゾ取り盤と言って、ホゾを作る時に使います。
刃の高さが一定で台が昇降するのでこう呼ばれます。
右奥にあるのがボール盤。
丸い穴などをあけます。

角ノミ盤、小型バンドソー

右が角ノミ盤、四角い穴をあけることができます。
ホゾ穴などをこれであけます。
左は小型のバンドソーでうちの工房では主に曲面に切るときに使っています。

機械でおおまかな加工をして、その後、手でしかできない部分の加工をします。
また機械で加工すると、機械の刃物のあとが必ず残ってしまうので、
手鉋やノミを使って、ひとつひとつの材料をきれいに仕上げていきます。
ひとつの家具を作る場合を考えても手作業をしている時間の方が確実に長いような気がします。

機械は全て中古で揃えました。
ほとんどの個人工房がそうだと思います。
全てで120〜130万円くらいです。

工房が広くて天井も高いので機械作業もストレスなくできます。
そこに苦労している方も多くいるみたいなので、その点はほんとに良かったです。

あと今後必要だと思うのは、ユニバーサルサンダーとルーターマシンくらいです。

いずれ時期がくれば設備投資したいと思います。
もうしばらくは拡大再生産していき、ある程度でうちどめにする予定です。
規模より「やりたいことがやれる環境」を優先したいと思ってます。

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