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家具作りの現場から その2 2010 年 2 月 28 日 日曜日

お疲れさまです、キムラです。

その1からの続きです。

引出しを組み立てて、本体と合わせて入り具合などを削って調整します。
引出しは前板のみチェリー、それ以外は全て桐材です。

別に作っていた天板を取り付けて一旦完成です。
このあとにオイルを塗っていきます。

オイルを塗っては、乾かして、ペーパー(紙ヤスリ)をかけて、
を繰り返して、4度ほどオイルを塗り重ねて完成です。

今回はあえて引出しを左右非対称にすると同時に取手も違う形にして、動きのあるデザイン、ちょっと楽しいデザインにしてみました。
右の取手はみかんの断面をモチーフに新しくデザインした「みかん取手」です。

お店の前で撮影。
置く場所で全く雰囲気が変わるのがわかると思います。

この写真 ↓ が私の一番のお気に入り。
全体の雰囲気がすごく良いと思います。

今回製作したのはホールテーブルといって、廊下に置いてもらうための家具です。
そのために奥行きをあまりとっていません。
電話台としてもちょうどいいと思います。
お店では入ってすぐのところに置いて、他のお店のフライヤーなどを置くためのテーブルとして使う予定です。


ホールテーブル
チェリー材 100,000yen
幅940奥行き350高さ800

この家具のデザインは一見シンプルですが、私の中ではデザインの新しい段階に脚を踏み出すことができたのではないかと思っています。

単に奇抜なデザインではなく、シンプルでありながら、オリジナリティがあって、独自の雰囲気を持っている家具。
どこかで見たような気がするけど実際は見たことがない、それでいてずっとそこにあったかのような家具。
そしてなぜか人の心を惹き付けるような、そんなデザインができたのではないかと自負しています。
これからもこんな家具を生み出していきたい、と思っています。

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