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column:家具デザインの潮流1 2010 年 6 月 22 日 火曜日

column:家具デザインの潮流 その1
Polder Sofa by ヘラ・ヨンゲリウス

こんにちは
キムラです。

現在の家具デザインの潮流について書いてみます。

追いかけるか追いかけないかはあなた次第です。

私は現代の家具デザインの流れは、一応気にしています。
もちろん木の家具のだけでなく、あらゆる種類の家具についてです。


マーティンバースのクレイファニチャー

家具をデザインして作っている人でも、「自分の中から出てくるデザインのみを信じる」などと言って他人のデザインに全く興味を持たない人もいますが、それは単に怠惰なだけであって、よほどの天才でないと口にしてはいけないセリフだと思います。

「守・破・離」という言葉があるように、一旦は既存の技能、アイデアを吸収した上で、そこからそれを破り、離れていくことによってでしか真にオリジナリティのあるモノは生まれないと思ってます。

さて、ここで私が感じる現代の家具デザインのおおまかな潮流をいくつか挙げてみたいと思います。

1 クラフトへの回帰
2 リサイクル、リユース、エコロジー
3 新素材、新技術
4 コミュニケーション

とりあえず思いつくのは4つぐらいですが、また思いついたら紹介します。


ピートヘインイークのリサイクル家具

それぞれ簡単に説明すると、

1クラフトへの回帰は、人々が癒しを求め、また人と違った差異を求める現代における必然として、クラフト=手作り感のあるもの(必ずしも手作りのものではないことに注意)への興味が大きくなっているという流れです。自然素材、一点モノ、アシンメトリーなどがキーワードです。

2リサイクル、リユース、エコロジーは、まさに今一番強い流れです。何かに使われいたものを家具として再利用する。bambina+のデニムチェアはこの発想から生まれました。

3新素材、新技術は、常に新しい家具デザインを生み出します。例えば、温度によって色が変わる素材、3次元のコピー機(物体成形機)、などです。

4コミュニケーションは、これからますます注目される流れです。コミュニケーションのための家具、というとわかりにくいですが、例えば、組み合わせ方で会話が弾むような配置になるテーブル、などです。

今回はクラフトへの回帰ということで、ヘラ・ヨンゲリウスのpolder sofa(ポルダーソファ)を取り上げてみたいと思います。

ヘラ・ヨンゲリウスはオランダの女性デザイナーでpolder sofaは2005年の作品です。(オランダはサッカーだけでなくデザインでも最先進国です)
こちらです。

Polder Sofa

オランダの干拓地<ポルダー>をモチーフに、水平ラインを強調したオリジナリティあふれるソファです。
微妙に色の違う生地を用いたり、装飾性あふれる様々なボタンを使用したりと

まさに手作り感のあふれる家具になっています。
アシンメトリーな構造も、手作り感を増幅させます。

色も5種類、サイズも3種類あるそうです。
こちらは赤。

クラフトへの回帰を象徴する作品として今回取り上げてみました。
購入希望の方はこちらへどうぞ→hhstyle.com

この作品に影響を受けたかどうかは自分でも判別できませんが、bambina+において、最もこの発想に近い作品がこちらです。

ホールテーブル「ウィンク」
チェリー材 ¥100,000

アシンメトリーな構造、手作り感あふれる取手など、同様のインスピレーションを取り入れています。ウィンクという名前は、、見ての通りです♪

bambina+では、今回書いた家具デザインの潮流の1と2あたりに焦点を当てて、これから世の中に新しい家具デザインを提案していければと思っています。
いずれは世界に向けて発信するというのが一つの目標です。

また気分が乗ったときに、その2を書きます。。

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