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海の向こうで戦争が始まる 2017 年 4 月 16 日 日曜日

こんにちは、キムラケイゴです。

北朝鮮情勢が緊迫してきました。もし軍事衝突が起これば日本にも大きな影響があることなので関連のニュースをよく 見聞きしています。少しまとめてみます。

まず、各国が絶対に譲れないラインが重要になってきます。

アメリカー北朝鮮がアメリカ本土に届くミサイル(ICBM)とそこに搭載可能な核弾頭の小型化の技術(それに必要なのが核実験)を持つこと。
北朝鮮ーアメリカが軍事介入してくること。
中国ー中国と接する北朝鮮にアメリカが常駐すること。

アメリカにとってみれば北朝鮮はまさにこのレッドラインにさしかかっていて次の核実験が行われれば攻撃する可能性は十分にあると思われます。
一方北朝鮮は軍事介入されるのを防ぐためには核とミサイルが必要という強迫観念とも呼ぶべき思想があるのでこれをやめる可能性は低そうです。核実験をしても攻撃される可能性は低いと高を括っている節があります。
もしアメリカが攻撃するとすれば、問題は北朝鮮の反撃です。韓国と日本の米軍基地に向けて大量の砲弾とミサイルを撃ってくる可能性があるのでまずそれを封じるための爆撃が必要で、それがうまくできるのかが攻撃する際の最大の課題です。韓国や日本にある程度の被害が及ぶ可能性は大きいです。が、それでもアメリカが攻撃する可能性はあると思います。その理由はアメリカが絶対に譲れないラインを北朝鮮が越えてしまった以上、いつかは介入しないといけないわけでそれならいつやっても同じ、むしろ早い方がいいという結論が見えるからです。

アメリカが攻撃する可能性が残るわけですが、それを避ける方法が一つだけ考えられます。それが中国の圧力による北朝鮮の自制です。中国はアメリカが北朝鮮の領土に常駐するということだけは避けたいので、政治的、経済的に中国が北朝鮮に圧力をかけて核開発を自制させるという方法です。この点では今朝の日経に興味深い記事があり、噂のレベルであるが北朝鮮の体制が崩れてアメリカへの核攻撃の可能性がなくなるのであれば、北朝鮮の領土は中国に好きにしてもらっていいとトランプが習近平に伝えたと書かれていました。そしてそれを見越して北朝鮮は金正男を殺害して体制転覆後のトップの存在をなくした、というものです。いずれにしても金正男が殺害されたことは世界にとっての不幸でした。その息子のキムハンソルが継ぐ可能性はあります。

金正恩が核とミサイルを手放す可能性は極めて低いこと、それをアメリカは絶対に許せないこと、この2点から平和的解決は難しいと思います。もし平和的解決がされるのであれば、それは中国がどこまで本気で北朝鮮に圧力をかけられるかにかかっていて、アメリカの軍事的威嚇は北朝鮮というよりはむしろ中国に向けてのものだという意見もあります。

以下は私見ですが、韓国と北朝鮮という同じ民族の国同士が対立し合うというのは、異常な状態でありいずれは統一するのが自然な流れだと思います。また北朝鮮が三世代に渡って世襲による独裁国家が続いているというのも異常な状態で、これも覆されるのが世界の流れです。その大きな流れを考えても、金正恩体制がこのまま長く続くというのは難しいのではないかと思います。


海の向こうで戦争が始まる

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