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コンペと家具デザイナー 2016 年 12 月 4 日 日曜日

こんにちは、キムラケイゴです。

旭川コンペや家具デザイナーについていろいろと調べてわかったことがあるので書いてみます。
長いので興味がある人だけ読んでください。

旭川コンペは今回がちょうど10回目で、今の形式のコンペは今回が最後かもしれないということがわかりました。最初から10回を一つの区切りとして考えられていたようで、次回からは形式が変わるかコンペ自体がなくなるかもしれません。なくなるとすると非常に残念ですが今回自分の現時点での最高傑作を出品できたので良かったです。一次審査を通ることがあれば二次審査にも全力を尽くして望みたいと思います。
しかしこの世界最大のコンペで賞を獲ったからといって家具デザイナーとして活躍できるかというとそれは全く違う話のようです。そもそも家具デザイナーという職業自体が非常に希少で不安定な仕事で、家具メーカー所属のインハウスデザイナーを別とするとフリーで生計を立てている家具デザイナーは数えるくらいしかいないのではないかと思われます。現在日本においては、有名家具デザイナーは存在しないといっても過言ではないと思います。一人でも名前が思い浮かびますか?家具デザインもするプロダクトデザイナーであれば深澤直人氏やnendoの佐藤オオキ氏などが活躍されていますが、家具デザインをメインとしている人はいないと思います。そんな中でも個人で仕事をされているとある家具デザイナーのブログに書かれていましたが、一度デザインしてもそれが売れなければ廃番になって収入はなくなるので、ヒット作を生み続けることができずにジリ貧になり、廃業する人も多いという厳しい世界のようです。それとマスコミでよく取り上げられるデザイナーは奇抜なアイデアや物珍しい発想の家具をよくデザインするけどそれはデザインのためのデザインであってそんなものは消費者に受け入れられず在庫の山を作って消えていくことも多いとも書かれていました。その点に関していうと私は家具職人として直接お客さんの要望を聞き家具作りの技術もわかっているので、もし今後家具デザイナーとして仕事をする機会があるとすれば今までの経験は非常に大きなアドバンテージになってくれるのではないかと思います。家具デザインは非常に厳しい世界だとしても非常にロマンを持てる仕事なので人生をかけてこれから頑張ってみたいところです。

将棋の話。 2016 年 11 月 13 日 日曜日

こんにちは、キムラケイゴです。

映画「聖の青春」公開記念ということで将棋について書いてみます。

内容は
1 将棋に関する本の紹介
2 人工知能 vs 人間について
です。


私は将棋は全く強くないですが将棋に関する物語、逸話などには興味があります。
まずは将棋に関するおすすめの本です。

奇しくも3冊とも感動的で泣けるノンフィクションです。
私が感動した順に紹介します。

「将棋の子」

プロ棋士を目指す奨励会のノンフィクション短編集。地方で神童と言われた子供ばかりが集まりそこから脱落していく人たち。特に感動したのは、地方から母親と二人で上京してきたものの挫折しついには奨励会を辞めてしまったけれど母親にはそのことを言えずにいた息子が真実を話した時の話。泣きました。超オススメです。

「泣き虫しょったんの奇跡」

奨励会で脱落した瀬川氏がアマチュアとして快進撃を続けついには将棋界を動かし史上初のアマチュアからプロへの道を自ら切り開いたノンフィクション。小学校の先生からの手紙に涙が出ました。オススメです。

「聖の青春」

29歳で夭折した天才棋士村山聖のノンフィクション。将棋に命をかけた情熱と、母親をはじめ周囲の人の愛情に感動します。オススメです。



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最近の将棋界の最大の関心事は、何と言っても人工知能と羽生さんの対戦が実現するのか、ということです。(最年少プロ棋士の誕生やスマホ不正疑惑もありますが汗)


羽生善治王位・王座・棋聖

将棋界で現在最強は誰かと言われればやはり今でも羽生さんです。もちろん負けることはありますが、勝率、タイトル獲得回数などその戦績は傑出していて、他のプロ棋士と比べても頭一つ出ている感じです。

コンピュータと人間の戦いは2年前までは電王戦として団体戦で行われてきましたが、昨年より叡王戦(えいおうせん)という新しいタイトルが作られそのタイトルを勝ち取った棋士一人が電王戦で最強のコンピュータと戦うという形になりました。
そして昨年は山崎叡王がコンピュータにコテンパンにやられて、人工知能が人間を上回ったのは間違いないと思われるところまできていました。


昨年の電王戦で頭を抱える山崎叡王

そんな中、それまで多忙を理由にコンピュータとの対戦にエントリーしていなかった羽生さんが今年の叡王戦にエントリーして将棋界の話題となりました。コンピュータの進化はすさまじく、さすがに今年が勝てる最後のチャンスと思ったのではないかと個人的には考えます。実際問題としては人間が勝てる可能性は低いと思いますが、羽生さんなら何かが起こるかもと期待はもてます。

叡王戦について

そして今日の段階で羽生さんは準決勝まで進んでいて夢の対決まであと2勝まできています。11/14日(月)の18時よりニコ生で準決勝が放送されますので興味のある方はご覧ください。

人類最後の砦、羽生さんと人工知能の戦い、これは楽しみすぎます。羽生さんが負ければ、もう人間はコンピュータに勝てないと断言しても誰も怒らないでしょう。
将棋ファン全てが待ち望んだ夢のカードまであと少し、何とか実現して欲しいものです。

近況報告。 2016 年 10 月 2 日 日曜日

こんにちは、キムラケイゴです。

まずは昨日より新スタッフ二宮さん企画のアクセサリー展を開催中です。
リーズナブルな価格のアクセサリーが揃っていますのでご興味のある方はぜひどうぞご来店ください。



家具製作の方は、最近箱モノ家具(チェスト、キャビネットなど)のご注文、引き合いが多くなってきています。箱モノは手間がかかるので納期が長くなり、現在3ヶ月先くらいまでは製作予定が詰まってきました。これから頂く注文に関しては納品が来年になる可能性がありますのでよろしくお願いいたします。
簡単な注文やどうしても急ぎでという場合は考慮いたしますのでご相談ください。



注文が落ち着いて余裕ができたら、新しい本棚、新しい一人用のラウンジチェア、新しい肘付きダイニングチェア、など作ってみたいです。そのためのアイデアを今、蓄積中です。
INSTAGRAMでは海外のWOODWORKERの刺激的な作品に触れることができ、インスピレーションを受けています。やはり成功している人は、デザインがオリジナリティに溢れていて素晴らしいです。前回にも書いたように、必ずしも必要でない装飾や形状が魅力の源泉になっています。
下の写真は今朝見つけたニューヨーク近郊のWOODWORKERの作品です。

好みは分かれるとしても、独創的であることは間違いありません。素晴らしいと思います。
チェストの扉を白く塗るというのは日本人ではなかなかできないことです。

自分も最近はデザインが無難になりつつあるので、もっと個性的で独創的なデザインを生み出せるように研鑽していきたいという所存です。

パルプ・フィクション 2016 年 7 月 10 日 日曜日

こんにちは、キムラケイゴです。

まずお客様へのご連絡です。
昨日お電話にてナインチェストをお問い合わせ頂きましたお客様へ。
お問い合わせどうもありがとうございました。
送料はクロネコヤマトのヤマト便にて3500円程度で送れそうです。
ご希望であれば詳細な家具の写真を送ることもできますし、正確な住所を教えて頂ければ正確な代金も出せますので、またお電話かメールにてご連絡頂けましたら幸いです。きれいに仕上がっているナインチェストがございますのでよろしくお願いいたします。


こちらが現物の写真になります。



それからショップスタッフ募集の件ですが、7月末からの勤務希望と書いていましたが、無理であれば8月やそれ以降からでもある程度は合わせられますのでご検討ください。興味のある方はまずは一度面接でなくてもお話しを聞きに来られるだけでも大丈夫なので連絡してみてください。よろしくお願いします。



個人的な興味から最近南米からアメリカにかけての麻薬取引に関連する本や映画を漁ってます。
「メキシコ麻薬戦争」という本を読みつつ先日はそのメキシコ麻薬戦争最前線を取材したドキュメンタリー映画「カルテルランド」を見てきました。凄い映画でした。そして昔見たアルパチーノの「スカーフェイス」も改めて見てみました。今でも充分面白い映画でした。ここ数年で麻薬によってメキシコがとんでもないことになっているのですがそのことについては後日まとめて書くとして今回はその流れで見たパルプ・フィクションについて。

麻薬がメインテーマの映画ではないですがギャング映画の流れで無性に見たくなって数年ぶりに見てみました。とはいえ、コカインやヘロインは当然のように出てきてある一場面では映画の重要な要素になってます。ご存知の通りこの映画は時系列がバラバラになっていてストーリーが分かりにくく今までそこは放置していたのですが今回一度見た後にネットで解説やトリビアを読んでもう一度見て、この映画がタランティーノの最高傑作であるだけでなく映画史に残る最高傑作映画の一つだと確信しました。
時系列をシャッフルするという革新的な手法を使った先駆けの映画であり(違っていたら教えてください)、のちにフォロウイングやメメントなど同様の手法を使った名作もたくさん生まれています。パルプフィクションの冒頭で一組のカップルが強盗を企てる有名なシーンがありますが、その場面でラストシーンでトイレに行くヴィンセント(ジョントラボルタ)の後ろ姿が写っているのを二度目に見て発見したときは感動しました。

この映画の魅力を一言でいうのはとても難しいのですが、一番は何といっても人間味溢れるキャラクターが繰り広げるタランティーノ独特のとりとめもなくダラダラと続く会話の数々とあってないようなストーリーだと思います。そこに最高の音楽と予想外の展開、派手なアクションなどが加味されて本当に見ていて飽きない映画です。
一度見て時系列がよく分からなかった方は解説を読んで再度見ることをお勧めします。


最高にかっこいいオープニング。(ヴィンセントが出てくるのはこの少し前)

WITH THE KYUSHU 2016 年 4 月 22 日 金曜日




   被災された方々が一日でも早く平穏な日常をとりもどせますように。
                              kuniko